看護での現場では、清潔ケア中のナースコール、人工呼吸器のアラームなど様々な仕事が重なることがあります
このような状況は多重責務なんて呼ばれますが、苦手な方が多いんじゃないでしょうか?
多重責務を上手くこなすことは、患者の安全を守り、適切なケアを提供することに繋がります!
そのためには、上手に優先順位を立てる必要があります!
そこで今回は、上手な優先順位の立て方について、解説したいと思います

僕も上手く優先順位を立てられず、よく怒られてました💦
自分には看護師向いてないんだろうな…なんて思うことも💦
優先順位の考え方やコツを掴んで、経験を重ねていけば、誰でも上手く優先順位を考えた行動をとれるようになると思います!
上手に優先順位を立てるために


看護師は行うべきことが多く、多重責務になることはよく起こります
限られた時間を有効に使うためにも優先順位を考えることは大切!
優先順位を考える時に大事なのは、「今すぐやらないといけないこと」なのか、「後回しにしても大丈夫なこと」なのかどうか見極めること
しっかり判断ができるように、ここから先は「優先順位の考え方」、「優先順位を考える際の大切なコツ」、「優先順位を立てられるようにやってほしいこと」の3つに分けて説明していきます!
・優先順位の考え方
・優先順位を考える際の大切なコツ
・優先順位を立てられるようにやってほしいこと
優先順位の考え方


ここでは上手な優先順位の考え方について解説していきます
患者の生命に関わることかどうか
これは考えるまでもなく最も優先されることです
人工呼吸器のアラームがなっていたり、血圧が低下しているなどのバイタルサインの異常、ドレーンからの排液量が多く出血している可能性があるなど
このように患者の命に直結することは最も優先順位が高いです
その他にも、喀痰が多く取らないことで、呼吸状態が悪くなる恐れがある場合や、転倒する可能性が高い患者への対応も比較的優先順位が高いと言えます
このように将来的に患者の影響が高くなるであろうことも優先順位は高くなります
患者の命や安全に関わることは優先順位が一番高い!
患者の状態を把握しておくこと
先に、患者の命や安全に関わることは優先順位が高いとお話した通りで、生命の関わることかどうか判断するためには、患者の状態を把握しておく必要があります
なので個人的には、朝の情報収集の時間は大切だなと感じています
情報収集として、どんな疾患の患者がいて、どのような状態なのかは把握しておく必要があります
具体的には、疾患に対して、どのような治療が行われているのか
状態に対して生命を維持するのに人工呼吸器を使用したり、昇圧剤をなど、どんな薬剤を使用しているのかなどは知っておくべきです
患者の状態を知り急変のリスクが高いことを知っていたり、起こり得ることを想定しておくことで優先順位の考え方、取るべき行動は変わってきます
上手に優先順位を立てるには患者の状態を把握しておくことは大切!
多職種が関係していることかどうか
患者さんには、複数の医療関係者が関わります
患者さんはリハビリを行ったり、検査に行ったりなどなど
そこには言うまでもなく、セラピストや検査技師さんがいらっしゃいます
例えばリハビリの時間や検査の時間に遅れることで、多職種の方々に迷惑が掛かってしまいます
なので、あらかじめ時間が決まっている処置やリハビリ、イベントなどは意識して行動していくことが大事です
チーム医療であることを意識することは大切!
時間が決まっていることかどうか
患者さんの治療を進めていく上で、時間が指示されているものがあります
例えば、抗生剤の投与時間や、手術室への入室時間、処置の開始の時間など
これは時間通りに行わなければ、患者さんへの影響も大きいし、前述の通り多職種にも迷惑が関わる場合もあります
抗生剤の投与に関しては、投与忘れなどがあると期待した薬効が得られなかったりします
時間が決められていることは守りましょう!
当たり前のことを言ってますが、これを守るのが難しかったりするのが看護の世界・・・💦
優先順位を考える際の大切なコツ!


上記では優先順位の考え方について、解説してきました
ここでは優先順位の考え方をベースに、次に考えてほしいことをお伝えしていきます!
予期せぬことに臨機応変に対応する
看護業務を行っていると、ナースコール対応や患者の急変、緊急入院など予定していないことはよく起こります
そんな中で優先順位を考える時に大切なのが、上記の優先順位を考え方を軸に、予期せぬことに臨機応変に対応すること
イメージとしては、人工呼吸器のアラームが鳴っているのに、病棟の電話のコールを優先して取るのかどうか
この状況で病棟の電話のコールを取る人はいないとは思いますが💦
命に関わることなのか、今すぐ対応すべきことなのか、後でも対応できることなのか判断する必要があります
たくさんの業務が重なった時には、優先順位の考え方をベースに、どういった順番で対応していくのが、よいのか考えるようにしてみてください
優先順位の考え方をベースに考え、行動し経験を重ねることで上手く優先順位は立てられるようになる!
自分の力量を知る
優先順位を考える際に自分の力量を知ることは大切です
この処置にはこれくらいの時間がかかる、バイタルサイン測定には10分くらいかかるなど、大体でいいので自分の力量を把握しておくことで、スケジュールを逆算して立てることができます
自分の力量を知ることで、優先順位を考えて行動することができます
また、患者の命に関わることであれば、自分の力だけでは、どうしようもなく時には医師や他の看護師など応援を呼ぶことが必要なときもあります
応援を呼ぶ必要があるかどうかの判断をする上でも自分の力量を知っておくことは大切です
自分の力量を知ることで優先順位を考えて行動することができる!
効率よく動くことを意識する
意識してるけど、効率よく動けないから困ってるんだよ(怒)って声が聞こえてきそうだけど…
効率よく動くことを意識している人は、今はコツを掴めてなく動けていないだけで、いずれ効率よく動けるようになると思います
というのも、意識することで常に効率よく動けるよう改善策を見いだせるからです
効率よく動くための方法に関してまとめた記事です
良ければ参考にしてみてください!


今は効率よく動けず悩むこともあるとは思いますが、効率を意識して動き続けることで、いずれ動けるようになるので、意識し続けてみてください!
効率よく動くことを意識することは大切!
優先順位を立てられるようにやってほしいこと


ここでは、優先順位を立てられるようになるためにやってほしいことを紹介します
上手くいった日も含めて振り返りをする
振り返りと聞くと、あまり良くないイメージを持つ方もいると思います
もちろん上手く優先順位を考えられなかった時は、どう行動すべきであったか振り返りをすることは必要です
ここで大事なのは、あくまでも行動の修正です
できなかった自分に目を向けて必要以上に落ち込まないようにしてくださいね
そして、上手く行動できた日もたくさんあるはず!
そのような日に振り返りをしないのはもったいない
なぜ上手くいったのかポジティブに振り返ることも大切です
新人の頃や、2・3年目の頃は上手くいかず怒られることも多いと思います
そのような時は少しのことでもメンタルが落ちる可能性があるので、できていることに目を向けてあげましょう
上手くいったこと、いかなかったこと両方振り返り、経験を重ねることで、確実に優先順位を考えることができるようになっていきます!
先輩や同僚にアドバイスしてもらう
先輩はたくさんの経験を重ねて、優先順位を立てられるようになっています
上手に業務をこなす人の意見を聞いてみるのは得策
どのように考え行動しているのか、上手な方法を知る一番の近道なんじゃないかとさえ思います!
あとは同期に聞いていみるのもありです
同期というのは同じようなことで悩んでいるものです
同期が答えを持っていたり、答えを出し合うことも可能です
お互いに切磋琢磨し合える同期は大切
最初から上手くこなせるとは思わない!
先輩たちが上手くこなすことができるようになったのは、たくさんの経験を積んで判断材料がたくさんあるから
最初からできる人なんていないし、先輩たちも最初はできなかったはずです
最初から優先順位を立てられないと言って焦る必要はありません
まとめ


仕事の早い人の優先順位を立て方に関して説明してきました
僕も新人の頃は、できる先輩たちを見て、あんなふうに効率よく動くなんて無理だと思ってたし、動けるようになってる自分を想像することもできませんでした
けど経験を重ねることで、だんだんとできるようになっていきました
今は本当にできるようになるのか不安な気持ちもあるとは思うけど、できるようになるから大丈夫です!
今回は上手に優先順位を立てられるように以下について解説してきました
- 上手な優先順位の考え方
- 優先順位を考える際のコツ
- 上手く優先順位を立てられるようにやってほしいこと
説明してきたことを意識して行動することで、上手く優先順位を考えて行動できるようになると思うので実践して頂けたら幸いです!