救急外来看護師おすすめ参考書3選

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救急外来ではさまざま疾患に対する知識が求められ、かつ軽傷な患者から重症な患者まで対応します

そのため幅広い知識、さまざま技術を求められます

求められることが多く、何から勉強していったらよいのか悩んでいる方もいらっしゃると思いますので救急外来で働くうえで、おすすめできる参考書を3つ紹介したいと思います

すな

救急外来での経験をもとにお勧めの本を紹介します!

目次

Dr.林のワクワク救急トリアージ

まずは最初のおすすめ1冊目です。

この本はとにかくおすすめできます!

Dr.林のワクワク救急トリアージ
総合評価
( 5 )
メリット
  • 図やイラストが多い
  • 難しい文章や表現は一切ない
  • 救急疾患に対する知識、考え方が理解できる
デメリット
  • 特になし
  • あえて挙げるなら、経験が豊富な人には物足りないかも

著者は福井大学附属病院の林先生で、図やイラストが多く、難しい文章や表現は一切なく、とっつきやすい本です

  • Part1 トリアージの基礎知識
  • Part2 症状・疾患別のトリアージ
  • Part3 小児のトリアージ
  • Part4 外傷・その他のトリアージ

構成は上記のようになっており、救急外来では必須のトリアージについて満遍なく学ぶことができます

また、トリアージについての参考書ですが、トリアージの知識は救急車で運ばれてくる患者の鑑別を挙げるのに、とても役立ちます

個人的には、この参考書を読んで、救急疾患の対する知識・考え方が整理され、頭がだいぶすっきりしたように思います

救急疾患に関する知識・考え方を理解することができる!

そして、林先生の救急はあなたの徳を積むところ」いう言葉がとても好きです

救急外来で働いているとやっぱりストレスなり何なり、嫌なことを感じることは正直多々あります

ただ単に嫌な気分になって終わるのではなく、この言葉があることで、嫌なことも多少なり前向きに捉えることができています

疾患に対する知識のみではなく救急での心構えも学べる!

また林先生はセミナーも開催しています

実際に僕もセミナーに参加したことがありますが、先生はとても人間味、ユーモアにあふれた方で、楽しく研修することができました

とても勉強になった覚えがあるんですが、研修を受けたのが3年目くらいの時だったので、今この研修を受けてみたいなと思います

こんな人におすすめ

トリアージとは何ぞやと言う人

救急外来で働き始めた人

とにかく救急外来で働き始めた人は買っとけば間違いない一冊!

JNTEC 外傷初期看護ガイドライン

2冊目のおすすめの参考書です

JNTEC 外傷初期看護ガイドライン
総合評価
( 5 )
メリット
  • 外傷患者の診かたが理解できる
  • 学んだ知識は外傷以外にも応用できる
デメリット
  • けっこうなボリューム
  • サクッと学べるものではない

いかにも難し気なタイトルの本ですが、タイトルの通り簡単にサクッと読めるような本では正直ないです

ただ救急外来で働く以上、外傷患者に出会わない日はないんじゃないかと思います

外傷患者に対する知識を学ぶ上で、この本はうってつけです

外傷患者に対して何を観察し、どう対応するのかが学べます

外傷患者に対する知識を学ぶことができる!救急では必須の知識!

日本救急看護学会により監修されており、Dr向けのJATEC、救急隊向けのJPTECとの整合性があり学会ホームページの引用にはなりますが、「JPTEC(外傷初期診療ガイドライン)やJPTEC(院前外傷教育プログラム)と整合性を深め、外傷初期看護の質の向上を目指しその知識、技術を習得するためのもの」と記載があります

また日本救急看護学会によりセミナーも開催されています

というか、本来はこのセミナーに参加するための本です!

実際に研修に参加しましたが、外傷患者の看護について知識・技術を深められ自身をもって外傷患者の対応をすることができるようになりました

セミナーのリンクです!興味のあるかたはぜひ!

今では、この時学んだことに、経験も重なり、より一層知識・技術に自身を持てている気がします

研修を受けた当時は知識・技術・経験も浅く、研修は大変でしたが、本当に受けてよかったと思える研修でした

セミナー参加することで実践力アップ!

こんな人におすすめ

外傷患者に対する知識や考え方を学びたい人

救急外来で働き始めた人

救急外来で外傷患者に合わない日はほぼないと思います!外傷を学ぶならこの1冊で十分!

救急外来ただいま診断中

最後の一冊です

救急外来ただいま診断中
総合評価
( 5 )
メリット
  • 救急疾患に対する知識を学べる
  • Drの思考を学べる
デメリット
  • Dr向けの本
  • とっつきにくさはある

この本はDr向けの本なので、正直とっつきにくさを感じる部分はあるかもしれません

しかし、救急外来という場所である以上、第一優先されるのは救命です

Drと同じように思考し行動することが求められる部分があるのも事実です

その点では、この本でDrの救急疾患に関する知識を体系的に学ぶことができ、疾患に対する考え方を学ぶことができます

Drの考え方を学ぶことができる!

救急外来では患者の受け入れ準備が一番大事と言われることがあります

知識が付くことでDrの行動を先読みして物品の準備ができるようになると思います

また、Drの考え方が理解できることで、協働して救命しているという感覚を持つことができるようになりました!

ただ、あくまで考え方を学ぶには良いのですが、看護は忘れないようにしないといけないなと思って働いています

看護もわすれないように!

こんな人におすすめ

Drの考えていることを理解したい

看護師として救急に精通したい

この本のおかげでDrとの距離はぐっと縮まったように思います!

まとめ

3つの参考書を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?参考になるものはありましたでしょうか?

1冊目の林先生の本は割とサクッと読むことができるとは思いますが、残りの2冊は少々読み込むのは大変かと思います

しかし、紹介した3つの本を全て読めれば救急外来で働く上では、大体の知識は網羅できているんじゃないかと思います

以上、何か参考になるものがあれば幸いです

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