前回はICU全般に関してのおすすめ参考書を紹介しました!
今回はその続編のME機器に関してのおすすめ参考書の紹介です
人工呼吸やECMO、CHDF…これらの機器に苦手意識を持っている人は多くないでしょうか?
僕も苦手で、人工呼吸器なんか理解するのが難しくて怖いものという印象をもってたりしました💦
すな今回はそんなME機器に対する苦手を克服できるようにおすすめの参考書を紹介します!


人工呼吸器編


まずは人工呼吸器のおすすめから紹介していきます!
最初に初めて人工呼吸器に触れる人向けの本、次に慣れてきて知識を深めたい人向けの本を紹介します!
世界で一番愉快に人工呼吸器がわかる本(初心者向け)


会話調でイラストが多く、苦手意識を無くしながら基礎を学べる!
人工呼吸器という重症管理最大の壁を、文字通り「愉快に」突破させてくれる革命的な一冊です!
1.「理屈」が驚くほど頭に入る
難しい専門用語を、誰もが知っている日常の出来事に例えて解説しています 設定値の意味が「暗記」ではなく納得に変ります
2.人工呼吸器の「設定」の根拠がわかる
PEEPやプレッシャーサポートなど、なんとなく設定されている数値の裏にある「狙い」が見えるようになります
3.グラフィックモニターへの恐怖心がなくなる
複雑な波形をどう解釈するか、著者の軽快な語り口で、波形の動きが「患者からのメッセージ」として読み解けるようになります
4.10年以上愛される信頼の実績
2026年現在も、人工呼吸器の入門書の頂点といえるくらい 数々のナースを「人工呼吸器アレルギー」から救ってきた実績は伊達ではありません
こんな人に読んでほしい!
これならわかる!人工呼吸器の使い方


この本は「圧倒的な親切さと嚙み砕きやすさ」が最大の強み
人工呼吸器の勉強をしようと専門書を開いたものの、文字の多さと難しい数式に心を折られてしまった経験はないでしょうか?そんな方に手に取ってほしい、お助け本がこちら!
ICU所属直後の新人さんはもちろん、「人工呼吸器の患者さんを担当するのが怖い」「専門書を買ったけれど難しくて挫折した」という方のリハビリの1冊としても絶大な人気を誇っています
1.実物イメージが湧く「オールカラー&豊富なイラスト」
「見やすくて面白い」をコンセプトに、マンガ・図・表・チャートなどを用いて直観的にイメージしやすい構成になっている 呼吸の仕組から、回路の接続、人工呼吸器の画面まで、すべてフルカラーのイラストや写真でビジュアル化されている
2.「初期対応」から「抜管」までのストーリー構成
タイトル通り、患者さんに人工呼吸器が装着される「初期対応(導入)」から、日々の「管理」、そして機械を外す「抜管」までの一連の流れが時系列で整理されている 臨床に流れの全体像を追うのに最適
3.看護師の「困った!」に寄り添うQ&Aやトラブル対応
「結露がたまったらどうする?」「ファイティングが起きた時のファーストアクションは?」など、現場でリアルに遭遇するトラブルでの対処法が、とにかく優しく丁寧に解説してある
4.専門用語の解説がどこよりもやさしい
「PEEP」「トリガー」といったカタカナ用語や略語を、専門知識ゼロの状態から丁寧に解説してくれているため、読者の知的好奇心を刺激しつつも挫折させない
こんな人に読んでほしい!
Dr.竜馬の病態で考える人工呼吸管理


こちらの本は、血液ガスや人工呼吸器の入門書を読み終えたナースが、「もう一歩深いアセスメントを身につけたい!」と感じる2~3年目にこれ以上ない最高の1冊です!
いや2~3年目と言わずとにかく人工呼吸器に対する知識を深めたいベテランにもおすすめ!
僕はこの本のおかげで人工呼吸器に対する苦手意識はなくなり、深くアセスメントできるようになった実感があります!
著者はもちろん、血液ガスや愉快にわかるシリーズでお馴染みの田中竜馬先生。前述の『世界で一番愉快に人工呼吸器がわかる本』が「人工呼吸器という機械の仕組み」にフォーカスしているのに対して、本書は「患者さんの病態(ARDS,COPD,心不全)に合わせて、どう呼吸器を操るのか」という、一歩進んだ臨床推論に重きを置いています
1.「病態×呼吸生理」がガチっと噛み合う
単に「設定をこうする」というマニュアルではなく、肺のコンプライアンス(硬さ)や気道抵抗が病態ごとにどう変化するのか、だから設定をどう変えるべきなのかを、竜馬先生ならではの明快さで言語化してくれている
2.グラフィック波形の「本当の読み方」がわかる
同調不全(ファイティングなど)が起きたとき、波形のどこを見て、どう設定(感度や吸気流量)を微調整すれば患者さんが楽になるのかが、驚くほどロジカルに理解できる
3.医師の「設定変更の狙い」が先読みできる
「なぜ先生は今、PEEPを上げたんだろう?」「なぜプレッシャーサポートを下げたんだろう?」という疑問が解決する 医師の思考がわかるため、ディスカッションができるナースへステップアップできる
4.会話調の「白熱講義」スタイルは健在
内容は本格的でディープですが、読者を置き去りにしない講義形式なので、最期まで挫折せずに読み切ることができる
こんな人に読んでほしい!
「機械の操作」ではなく「呼吸管理という看護」の本当の面白さに気づかせてくれる、一生モノの深い知識が詰まった名著です
僕は本当にこの本のおかげで病態生理や人工呼吸に関する知識が一気に深まりました!本当におすすめ!
ECMO/PCPS・CHDF編


ECMO/PCPS、CHDFと聞くと…人工呼吸器に並んで苦手意識を持っている人も多いんじゃないでしょうか?
ここからはECMO/PCPS、CHDFのおすすめ本を紹介していきます
こういうことだったのか‼ECMO・PCPS


初学者のための決定版!
ECMOの言葉の整理や、V-VECMOとV-AECMO(PCPS)の血行動態の違い、導入基準などが軽妙な語り口で体系立てて解説されています
補助循環というICU看護の中でも最もハードルの高い分野を、驚くほど平易な言葉で解き明かしてくれる名著
1.「複雑な回路」が「シンプルな理屈」になる
回路の図解が非常に整理されており、「どこから血を抜いて、どこへ戻すのか」という基本構造が直感的に理解できる
2.管理中の「怖さ」を「根拠」で解消できる
ACT管理、溶結のチェック、カニューレの屈曲…など、看護師がベッドサイドで一番怖いと感じるポイントを、「なぜ気をつける必要があるのか」という根拠と共に解説してある
3.トラブルシューティングに強い
陰圧がかかったときや停電時など、緊急時の対応が具体的 「もしも」の時にどう動くべきかのシミュレーションに最適
4.「やさしい」けれど「浅くない」
難しい数式や専門用語を極力抑えつつも、臨床で絶対に必要な知識(酸素需給バランスの考え方など)はしっかり網羅されている
こんな人に読んでほしい!
こういうことだったのか‼CHDF


ICU看護における「三大デバイス(呼吸器・補助循環・浄化)」の一つ、持続的腎代替療法(CRRT/CHDF)をマスターするための決定版
「装置の画面に出てくる数字の意味がわからない」「アラームが鳴ると心臓が止まりそうになる」という方の恐怖心を、「仕組みの理解」で自信に変えてくれる一冊です
1.「原理」を身近なものに例えて解説
拡散・濾過・吸着といった難しい物理原則を、コーヒーのドリップやふるい分けなど、イメージしやすい身近な例えで解説してある
2.回路構成が「線」でつながる
脱血から返血までの血の流れと、透析液・濾過液の流れが整理されており、「なぜここに圧力がかかるのか」という回路トラブルの理由が論理的にわかる
3.「数値の見方」が具体的
TMP(膜間圧力差)の上昇が何を意味するのか、膜の寿命をどう判断するのか、ベッドサイドで直面する判断基準が明確
4.看護師の「役割」にフォーカス
単なる機械の説明ではなく、除水設定の考え方や、電解質異常への対応、凝固を防ぐための管理など、ナースが実践すべきケアが中心に書かれている
こんな人に読んでほしい!
まとめ


今回はME機器に関してのおすすめ本を紹介してきました
人工呼吸器や体外循環などに苦手意識を持っている人は多いじゃないでしょうか
僕も苦手を意識を持っていたし、正直なところ今でもどこかで苦手意識があったりします
けど、紹介してきた本で知識を増やし実践に活かすことで確実に、自信を持てるようになりました!
先の記事でもお伝えしましたが、選び方のコツとしては、全部を一気に買う必要はないので、今自が一番悩んでいる分野から1冊でもいいので選んでみてください!
本で得られた知識を、明日の勤務のあの患者さんに当てはめてみるといったように実践に活かすことが大切です!
この記事が皆さんの助けになるものであれば幸いです!





