救急やICUに配属になり毎日緊張でいっぱいいっぱいの新人さんや、少しは慣れてきたけど、まだまだわからないことも多く、本当に2年目3年目になっていんだろうかと不安になっている方たちに、今までの経験を踏まえて読んでよかった書籍を紹介したいと思います!
すなICUや救急は覚えることが多いし、何から勉強したら良いかよくわからない…。そんな不安でいっぱいな方たちの不安が少しでも和らぐ記事であれば良いなと思います!
今回の記事は以前に紹介した定番本に加え、2026年度版にアップデートした内容に加え臨床現場で外せない最新の知見が得られる本を厳選しました!
以前の記事が気になる方は下記です!


厳選!おすすめ書籍7選!


少し大げさな言い方かもしれませんが、出会った本の良し悪しで、その後の看護の楽しさや実践への活かし方も変わってくるように思います。
たくさんある書籍の中から良い一冊を選ぶのは本当に大変なこと
そんな大変さを軽減させることができる記事であれば幸いです!
新人・ICU看護初心者向け(基礎固め)
まずはICU全般のことに関して学べる書籍の紹介です
新・これならわかるICU看護


- 2026年発売の「超・最新知見」
- エキスパートによる「根拠を言語化」
- 「いまさら聞けない」基礎から最新トピックまで
とりあえず何を買うか迷ったら買っておいて間違いのない一冊!
道又元裕氏監修、ICUの基本ケアを包括的に解説してあります
臨床で日々実践を重ねている専門看護師や認定看護師が、ICU看護師がかかわる全身管理と治療・ケアについて、根拠に基づき、わかりやすく解説してあります
ICUに入室する患者さんの全体像を理解し、「何をどう見て動くのか」がわかる一冊!
1.2026年発売の「超・最新知見」
8年ぶりの刷新により、IMPELLAなどの新しい補助循環デバイスや、最新の「鎮痛・鎮静・せん妄管理(PADIS等)」の考え方が”いま”に合わせてアップデートされている
2.エキスパートによる「根拠を言語化」
監修の道又元裕先生はじめ、臨床の第一線で活躍する専門・認定看護師が執筆 「なぜこの数値が重要なのか」という根拠が、若手にも伝わりやすい言葉で整理されている
3.「いまさら聞けない」基礎から最新トピックまで
侵襲・ショックの基本といった「土台」から、脳神経モニタリングや画像の見方といった「応用」まで、ICU看護の全範囲を網羅している
こんな人に読んでほしい!
NEWはじめてのICU看護


ICUの「なぜ」が分かりやすく、基礎知識が身に付く一冊!
とにかくビジュアルが多く直感的に理解しやすいのでおすすめ!
1.圧倒的な「ビジュアル重視」の構成
文字ばかりの解説書と異なり、写真やイラストが豊富、ICU特有の複雑なME機器(人工呼吸器、PCPS、CHDFなど)が、現場の見た目そのままに解説されている
2.「根拠(なぜ)」と「コツ」のバランスが良い
単なる手順書ではなく、「なぜこの数値を見るのか」「先輩看護師がどう動いているのか」といった、経験に基づいたアドバイスが盛り込まれている
3.WEBテスト付きで理解度を確認できる
本を読んで終わりではなく、付録のWEBテストで自分の知識をチェックできるため、自己学習のモチベーションを維持しやすい
こんな人に読んでほしい!
ICUナースポケットブック


ポケットに入るサイズでお守り的な一冊!
臨床で困った時にすぐに開けるマニュアル! 余白にメモを書き留めることができるのもGOOD!
1.「いま、何をするのか」が瞬間にわかる
疾患の成り立ちよりも、具体的な観察項目、ケアのポイント、異常時の報告基準などがチェックリスト形式やフローチャートでまとまっている
2.コンパクトなのに網羅性が高い
重症度評価(SOFAスコア、GCSなど)、鎮静・鎮痛のスケール、輸液や薬剤の計算、ME機器のトラブル対応まで、ICUで遭遇する「これ何だっけ?」がほぼ網羅されている
3.汚れても安心なビニールカバー
現場で使うことを想定したタフな作り サッと取り出して汚れた手でも扱える安心感はポケットブックならではのメリット
4.数値の「基準値」がすぐに引ける
血液データや血行動態モニタリングの基準値は、覚えきれない初期の頃には「お守り」になる
こんな人に読んでほしい!
2・3年目までのステップアップ・アセスメント強化
ここからは少し環境に慣れてきたり、2・3年目になって自身のステップアップやアセスメント能力の強化を図りたい人向けの書籍を紹介していきます
ICU3年目ナースのノート


より深い病態アセスメントと看護技術を網羅
現場の先輩看護師の視点で必要な知識がまとまっています
著者がICU経験3年目の時にまとめたノートがベース 「教科書には書いていないけど、現場で本当に知りたかったこと」が凝縮されている
1.「先輩の頭の中」をのぞき見できる
綺麗な図解や手書き風のメモで構成されており、情報の整理の仕方がそのまま学べる 「アセスメントをどう言葉にすればいいか」に悩む若手にとって、最高の手本になる
2.「なぜ?」を解決するプロセスが丁寧
単なる知識の羅列ではなく、「この異常があるから、次はここを見る」という思考の順序が示されているため、自立を求められる3年目までのナースに刺さる
3.絶妙な「現場あるある」と対策
誰もが一度は冷や汗をかく「アラーム対応」や「ドクターコール」のポイントなど、リアルな現場目線のアドバイスが豊富
4.復習・まとめ方の参考になる
本自身の構成が「ノート」なので、自分自身の自己学習ノートをどう作れば効率的かというヒントも得られる
こんな人に読んでほしい!
観察とアセスメントは解剖生理が9割


近年非常に人気が高まっている「解剖」と「臨床」を繋げるための超実践書!
救急・ICUでは、数値や波形の変化に対して、「なぜこれが起きているのか?」を解剖学的に理解していることが、根拠のある看護に直結します
1.「解剖生理」を暗記で終わらせない
多くの教科書が「解剖」と「疾患」を分けて解説していますが、この本は「解剖がこなっているから、アセスメントはこうなる」という因果関係を徹底的に解説している
2.異常の「早期発見」に強くなる
正常な構造(解剖)を知ることで、わずかな逸脱(異常)に気づくセンスが磨かれる 特にICUや救急外来での「なんとなくおかしい」を言語化する力が身に付く
3.視覚的に理解できる「美しいイラスト」
臓器の位置関係や血流の仕組みが、洗練されたイラストで描かれている フライトナースのように、現場で瞬時に病態をイメージする必要がある職種にとっても、嗜好の整理に役立つ
4.アセスメントの「型」が身に付く
観察した事実をどう解釈するか、という臨床推論のステップを学べるため、3年目のナースが「アセスメントが苦手」を克服するのに最適
こんな人に読んでほしい!
龍馬先生の血液ガス白熱講義150分


血液ガスは救急・ICUの基本
2020年以降も、これほど分かりやすく本質をついた講義形式の本は稀!
血液ガスという難解なテーマを、圧倒的な分かりやすさで解説した「血液ガスの金字塔」と言える一冊です
1.「酸塩基平衡」のモヤモヤがすっきり晴れる
代謝性アシドーシス、呼吸性アルカローシス…といった用語の羅列ではなく、「体の中で何が起こっているか」をストーリー仕立てで理解できる
2.講義形式でスラスラ読める
タイトル通り、150分の講義を聞いているようなライブ感のある文章 堅苦しい教科書が苦手な新人さんでも、一気読みできてしまう中毒性あり
3.「Step by Step」のアセスメント手順
データをどういう順番で見ていけばいいか、明確なアルゴリズムが示されている 現場で血液ガスの結果が出た時に、パニックにならずに解釈できるようになる
4.「代償」の理解が深まる
初学者がつまづきやすい代償の変化についても、直観的に理解できる工夫が凝らされている
こんな人に読んでほしい!
番外編:急変対応おすすめ本
ここで番外編です 救急やICUと言えば急変対応! ここで一冊、急変対応のおすすめ本を紹介します
その他にも急変対応のおすすめ本を紹介している記事もあるの参考にしてみてください


パッと見でつかむ!認定・専門看護師が教える急変対応クイックチェック


イラストが多く、「わからないところ」「曖昧なところ」を一目でクイックチェック!
新人・若手看護師の「急変対応」の超入門書!
1.「パッと見」で動けるビジュアル構成
緊迫した場面で、文字だらけの教科書を読む余裕はなし 本書はイラストが主役 「このサインを見たら、次にこれをする」が一目で視覚的に飛び込んできます
2.認定・専門看護師の「瞬時の思考」を言語化
臨床経験豊富な先輩たちが、患者さんを見た瞬間に「何を考え、どこを触り、どう医師に繋いでいるか」という暗黙知(センス)が、すべてチェックリストの形でマニュアル化されている
3.「気づく」から「報告(ISBAR)」までが1セット
単に異常を見つけるだけでなく、救急現場の共通言語である「ISBAR(状況・背景・アセスメント・提案)」を使った、医師への的確な報告フレーズまで載っているのが極めて実用的
4.新人には「お守り」、3年目には「指導の軸」になる
新人ナースにとっては急変時のパニックを防ぐ最強の盾になり、リーダー業務や後輩指導が増える3年目にとっては「急変対応の動き方をどう言語化して教えるか」の完璧な教科書になる
こんな人に読んでほしい!
まとめ


以前に救急・ICU看護師向けのおすすめ本を紹介していましたが、今回は2026年度版にアップデートしてみました!
以前の記事で紹介した本の中にも良書はたくさんあるので、よければそちらを参考にしてみるのもあり!


あと人工呼吸器やECMO、CHDFなんかの機器類のおすすめ本も紹介したかったんですが、ここまででもけっこうなボリュームになったので次回の記事で紹介したいと思います
今回のおすすめ本の選び方のコツとしては、全部を一気に買う必要はないので、今自分が一番悩んでいる分野から一冊選んでみてください!
本で得られた知識を、明日の勤務の、あの患者さんに当てはめてみるといったように実践に活かすことが大切です!
2026年度版:ICU・救急ナースのための参考書ナビ
| あなたの今の悩み・目的 | 厳選おすすめの1冊 |
| ICUの全体像、2026年の最新トレンド・標準管理を学びたい | 「新・これならわかるICU看護(2026年度版)」 Amazon |
| ICUの全体像とME機器の基本を知りたい | 「NEWはじめてのICU看護」 Amazon |
| 現場の白衣のポケットに「お守り」が欲しい | 「ICUナースポケットブック」 Amazon |
| アセスメントの「根拠(なぜ)」を固めたい | 「観察とアセスメントは解剖生理が9割」 Amazon |
| 急変時に慌てず、パッと動いてできる報告をしたい | 「パッと見でつかむ!急変対応クイックチェック」 Amazon |
| 先輩の「頭の中(ノート)」をのぞき見したい | 「ICU3年目ナースのノート」 Amazon |
| 血液ガスの苦手を克服したい | 「龍馬先生の血液ガス白熱講義150分」 Amazon |
今回の記事が皆さんの参考書選びの助けになるものであれば幸いです!







