みなさん救急やICUって聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
かっこいい、できるナースが多い、と良いイメージがある一方で
きつい、しんどい、怖い、人(看護師)が強そうなんて、どちらかというと負のイメージもあるんじゃないかと思います
実際に働いてきた身としては、低学年の時は本当にきつくて、人生のどん底なんじゃないかってぐらいしんどかったとのをよく覚えています
今日はそんな思いをしてきたからこそ、どのようにして乗り越えてきたのか、救急やICUでの上手な生存戦力をお伝えしたいと思います!

救急・ICUでの上手な生き方をお伝えします!
救急やICUを目指すきっかけ


救急やICUの看護師って聞くと良いイメージがあると思います
救急やICUの看護師を目指すきっかけとしては以下のようなものがあります
- 救急看護のプロになりたい
- 命を救いたい
- なんとなくかっこいい
- できるナースが多いから憧れる
- シフト制で残業が少ない
- 業務命令での異動
このような理由で救急所属やICU所属になる方はたくさんいます
しかし実際に働いてるみると想像していたのとは違うなんてのはよくあること
モチベーション高く救急やICUに来たのはいいけど、実際に働いてみると働くのがきつい、もう辞めたいって思ってる方もいると思います
僕自身も通ってきた道だけど、1年目は本当に辛い道のりでした
実際に辞める同期をたくさん見てきたし、辞めていく後輩たちもたくさん見てきました
今回は辛い思いをしてきた経験や、今までに蓄えてきた知識をもとに、救急やICUで上手くやっていく方法をお伝えできればと思います!
生存戦略


ここからは具体的な生存戦略をお伝えしていきますが、あくまでも僕の今までの経験をもとに記載するので、完全に個人的な見解です💦
ただ10数年救急を経験してきたものなので、参考になる部分はあるかと思います!
生存戦略1:挨拶
これは簡単なことなので、ぜひやってほしいこと
救急やICUの雰囲気にのまれてなのか、その子のもともとの性格的な部分なのかはわからないけど、挨拶しない子が一定数います
これはもったいない💦
挨拶はコミュニケーションを取る第一歩だと思います
僕自身も入職した当初は挨拶が苦手というか、挨拶の重要性を理解していませんでした
学年が上がった今思うのは、挨拶が上手な子はイメージが良いということ
挨拶しないから、その子はダメとか嫌いなんてことにはならないんですけど、こちらからも声をかけやすいのは挨拶をしてくれる子だし、やっぱりイメージが良い
その場の雰囲気や、怖い先輩がいれば声をかけにくい、挨拶しにくいのは良くわかります
けどコミュニケーションの第一歩と考えたときに、今後同期や先輩たちと上手にやっていきたいと考えたら、挨拶はとても大切です!
挨拶はコミュニケーションの第一歩!
生存戦略2:プラス思考
これはきつい職場で、しんどい思いをしている時には、難しいことだと思うけど、個人的にはとても大事なことだと考えています
救急やICUで働いていると、自分が知らない知識や技術に出くわすことはよくあります
自分が知らない知識やできない技術に出くわすのはストレスを感じやすいもの
けど、そのような出来事に出くわすたびにストレスを強く感じていたら身が持ちません
そこでそのようなことに出くわした時におすすめなのが、プラスに捉えることです!
この知識を覚えることでまた成長できる、この技術を覚えることでスキルアップできる
なんてふうに自身の成長の機会と捉えることでストレスを軽減することができます
僕自身もここまで成長できたのは、いろんな嫌なことを乗り越えてきたからこそ!と思っています
なので、その時は嫌な出来事を嫌だけで終わらせるのではなく、その中には成長の種も含まれているとプラスに捉えることがとても大切です!
できないことがある、知らないことがあるのは成長できるチャンス!
生存戦略3:上手な怒られ方
これも上記の感謝と同様
社会人として働いていると、怒られないことはないと思います
看護師として働いていると、命に関わる業務もあるので、時には厳しい指導もあります
ただやっぱり怒られるのは、つらいこと
自分のできないところに目を向けられるのは、できない自分が嫌になるだけでじゃなく、できないやつって思われてるんじゃないかって気になるもの
けど、怒られたこと・注意されたことをできるようになることで成長できると捉えることが大切です
できることが増えるのは成長
怒られるのはつらいことだけど、ただ辛いことだけで終わらせるのはもったいない、成長の機会だと前向きに捉えるの良い!
怒られるの辛いこと、けど、それは成長の機会!
生存戦略4:上手に質問する
長年働いてきて思うのは、質問するのが上手な人は成長が早いということ
質問が苦手な子は、ただ怒られて終わるだけ印象があります
「そんなこともしらないの?自分で調べてみれば?」なんて会話は看護師の世界ではよくないでしょうか💦
上手に質問ができる子は、質問事態を良いコミュニケーションの手段として使っている感じがして、それ期に先輩や先生からの信頼を得ている印象があります
先輩などに質問をする際、しっかりとした回答を得るためには、質問の仕方を工夫することが大切!
以下のポイントを意識すると、より具体的な有益な回答が得られます!
1.具体的な質問をする
「どうすればいいですか?」よりも「〇〇の作業でこの部分がうまくいかないのですが、改善策はありますか?」のように、具体的に聞くと的確なアドバイスがもらいやすくなります
2.背景を簡単に説明する
「今△△の業務を進めていて、〇〇の部分で課題を感じています」など、状況を共有すると、より適切な回答が得られます
3.事前に調べたことを伝える
「〇〇について調べてみたのですが、この点がよく分かりません」と伝えることで、先輩もどこから説明すべきか判断しやすくなります
4.回答を得られたら要点を確認する
「つまり、△△ということですね?」と要点をめとめて確認すると、誤解を防ぎつつ理解が深まります
5.感謝の気持ちを伝える
「教えていただきありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えることで、良い関係を築くことができます
このように質問の仕方を少し工夫するだけで、より有益な回答を得らることができます!
先輩も自分の業務を抱えている中で、答えてくれている場合はなおさらです
相手の貴重な時間をもらって答えてもらっているという自覚を持つことが大切です
質問上手は成長が早い!
生存戦略5:ストレス発散
救急やICUはきついという話もしましたが、それは事実でストレスも溜まりやすい職場だと思います
なので、プライベートの時間を充実させてストレスを発散させるのは、上手にいきるコツです
成長のためには勉強しないといけない、なんて強い思いがある人も中にいるかもしれません
だけど、仕事とプライベートのメリハリをつけるのが上手な人ほど成長が早かったりもします
勉強勉強!ってなってる時ほど、その意欲に反して勉強効率は落ちてたり…
上手くやっていくには知識をいっぱいつけないと!って気持ちはわかるけど、人間全速力で走り続けるのが無理なように、時には休むことも大切です
じゃぁいつ勉強するんだよって人はこちらも参考にしてみてください


救急やICUで長くやっていくには、プライベートを充実させることも個人的には大切なことだと感じています


長く働くにはストレスを上手に発散!
生存戦略6:相談する
人間仕事をしていると、時にはものすごく辛い経験をするもの…
そんな時には、頼りになるのが先輩や同期
信頼できる先輩や同期がいれば、辛い思いを話してみるのも大切なことです
言葉に出すことで、気持ちがスッキリしたり、頭の中も整理されます
先輩や同期も同じような思いをしているかもしれないし、先輩は今までの経験もあり、良い解決策を持っていることもあります
辛い思いを自分自身の中で解決するのではなく、時にはそれを言葉にすることも大切です
相談することで気持ちも楽に!
まとめ


救急やICUって聞くと、かっこいいやできる看護師という良いイメージがあり、それをきっかけに希望する人多いと思います
しかし、現実には辛いことが多々あるのも事実です
そこで今回は、辛いことを乗り越え、救急やICUで上手に生き残るための方法を紹介してきました
- 生存戦略1:挨拶
- 生存戦略2:プラス思考
- 生存戦略3:上手な怒られ方
- 生存戦略4:上手に質問する
- 生存戦略5:ストレス発散
- 生存戦略6:相談する
今までの経験をもとに上記に内容を書いてきましたが、早くこの方法を知っていたらもう少し楽に仕事をすることができていただろうなと思います!
今回紹介してきた方法を実際に試して頂き、少しでも皆さんの役に立つものであれば幸いです!