看護師をしていると、仕事の早い人、効率良く動ける人がいてうらやましく思うことはないでしょうか
そのような人は何を意識して行動しているのでしょうか
そこで、今回はレバウェル看護さんの「看護師が効率よく動くための7つの方法」という記事を参考に、自分の経験も踏まえて効率よく動くための方法をお伝えします!
僕も新人のころは効率よく動くことができず悩んでいました💦
効率よく動けない、仕事が早い人と同じように動けるようになりたいと思う方の参考になれば幸いです
効率よく動ける看護師の特徴4つ
まずは仕事の早い人、効率よく動ける看護師の特徴についてお話していきます
事前準備は万全に
仕事が早い人は事前準備を念入りにしている人が多い印象です
事前準備の方法としては、情報収集・行動計画・物品準備がとても大切です
具体的には、勤務前には時間に余裕を持って出勤し、情報収集し、その日1日の大まかな行動計画を立てます
そして、処置や検査などに必要な物品などの準備を進める
この業務が始まるまでにいかに準備が終わっているか、いないかで、その後の行動に大きく影響します
準備が終わっていれば業務はスムーズに流れるし、終わっていなけれな全てが後手後手になります
補足
最近の傾向として、朝早くに出勤することがワークライフバランスの観点からダメな風潮があると思います
しかし、個人的な印象では、できる子ほど朝が早いというか、ぎりぎりに出勤してくることがない印象です
ワークライフバランスの観点から病院の決まりで、何時以前には出勤しないようにと決められている病院もあるかと思いますので、そこは柔軟に対応する必要がありますが…
うちの病院でも、8時以前には来ないようにってなってますけど、早く来る人は結局早い💦
出勤が遅くても仕事が早い人もいるかと思いますが、それはやっぱりベテランスタッフだと思います
不測の事態が起きても、それを修正するだけの経験があるからです
今できることを先延ばししない
看護業務していると、予定外のことが起こることはよくあります
患者の急変や緊急手術、緊急入院などなど
行動計画通りにいかなくなり、行動計画を修正できず、効率の悪い動きをしてしまうことはないでしょうか?
行動計画を修正できるのが一番だけど、ごてごてにならないためにも、できることは後回しにせず、できることはすぐにやってしまい余裕をもっておく、作っておくことが大切です
特に記録などは、また後で空いた時間にやろうとすると、たいてい忙しくなって、そんな時間が作れなくなります!笑
他のスタッフと協同する
看護師の業務は、看護師一人が数人の患者を受け持ち責任をもって行動するので、捉え方によって一人で仕事をしているように思われる方もいらっしゃるかもしれません
しかし、体位変換に力が必要な時、薬剤のダブルチェックの時など、どうしても一人で行えことはあります
そして、効率よく動ける看護師ほど、他の看護師とコミュニケーションを上手にとり、他のスタッフと協同しながら業務に進めています
自分の業務にいっぱいいっぱいになったら早めに助けを求めることも、時には必要だと思います
声をかけづらいとは思いますが、先輩に甘えることもあっていいかなと!
逆に自分に余裕がある時は、他のスタッフの気を使うことが大切です
また、お互い助けやすいような人間関係を作っておくことも大切だと思います
これが難しいかったりするんですが💦
人間関係の構築という意味では下記の記事も参考にして頂ければ幸いです
時間を意識して行動する
看護師の業務の中の大変なものの一つ、それは記録…
記録に多くの時間を取られてしまうという方は、たくさんいらっしゃるじゃないかと思います
僕も記録は苦手でけっこう記録を書き上げるのに時間を要していました
今でも記録は苦手だったりします
特に新人さんとかは、苦手意識をもった方が多いんじゃないかな?
記録に時間がかかってしまうからこそ、記録を書く時間のを作るという気持ちで行動することが大切です
そうすることで、自ずと効率よく動こうと頭の中では無意識に働いてくれます
時間を意識して行動することで、すきま時間を作り出すことで、記録のみならず、他の作業の時間を確保することにもつながります!
効率良く動くための方法4つ
ここからは、効率的に動くための方法を具体的にお話していきます!
1日の行動計画を立てる
1日の大まかな行動計画を立てることは効率良く動くために大切です
個人的には、ざっくりとでいいと思っています!
なぜなら細かく計画を立てたところで、その計画通りに進むことはないからです
新人の頃は、本当に細かく計画を立てろと先輩看護師に怒られていましたが💦
ただし、ICUとかだと当日の気管切開やCV挿入など処置の予定は把握し、おおまかに1日の業務の想定しておくことは大切です
まずは朝の情報収集から、気管切開・CV挿入などのビックイベントを把握し、患者の重症度なども加味しケアの順番やラウンドの順番を決めます
そして、処置の準備はできるだけ早めに終わらせておきます
いつでもどうぞ!くらいの感じにしておくのがベスト!
僕は朝の申し送りが始まるまでに終わらせています。そしたら後がものすごい楽です!
不測の事態が起きてもビックイベントを軸に修正するこも容易です!
臨機応変に対応する
これができたら苦労しないんだよという声が聞こえてきそうですが…💦
看護師として働いていると、緊急入院や患者の急変、緊急手術など予測していないことはよく起こります
その他にもナースコール対応など多重責務になる場面は多々あります
その中で優先順位を考え臨機応変に対応することが求められます
すごく忙しい時、優先順位を考えなければならない時、臨機応変に対応することが必要な時に僕がどうしているかですが・・・
立ち止まるようにしてます
「???」となった方もいらっしゃるかもしれませんが
僕は多重責務になった際や、どれだけ忙しかろうが、数秒でも立ち止まって冷静に物事を捉える時間を作るように心がけています
こうすることで、自分自身を俯瞰してみることができ、適切な優先順位を立てることができ、効率よくうごけるようになります
忙しいと、立ち止まる時間がもったいないと不安になるかもしれませんが、結果的には立ち止まってでも冷静に優先順位を立て効率よく動けるようになる方が、時間的ロスが少ないと思います!
並行してできる業務は同時に進めていく
並行して行えること同時に進めていくことで効率を求めることも大切です!
具体的にはバイタルサイン測定中に、体温測定しながら酸素飽和度の測定も行う
また血圧測定中に問診も同時に行うなどです
新人さんや若手のスタッフにありがちだと思うですが、清潔ケア時など皮膚の観察ばかりに目が行きがちです
皮膚の観察だけではなくケア時にも、疾患に関連した症状観察を同時に行うと効率が良いですし、患者さんとのコミュニケーションにもなります
かつ、看護記録を意識して問診すると、後々記録がスムーズに書けると思います!
動線を意識する
個人的にはこれは結構大事だと思います!
移動距離・移動時間が最小になるように、いかに1回にまとめて動けるかを意識することが大切です!
広い病棟であればあるほど、例えば1回の忘れ物があれば患者さんのところを何往復もすることになり、かなりの時間ロスになります
また、どの順番でラウンドすれば、動線上、効率よく動くことができるのか頭の中で考えることが大切です!
まとめ
効率良く動くための方法を見てきました!
仕事の早い人、効率よく動ける人の特徴としては以下の特徴があります
- 事前準備を万全にしておく
- できることは後回しにしない
- 他のスタッフと協力する
また効率よく動くための具体的な方法としては以下の通りです
- 1日のざっくりした行動計画を立てる
- 臨機応変に対応する
- 並行してできる業務は同時に進めていく
- 動線を意識する
上記のような特徴・具体的な方法を意識し自身にあった方法で実践して頂けたら幸いです
ある程度経験を積めば効率よく動けるようにはなるとは思いますが、上記のことを意識して行動するしないでは、成長のスピードも違うと思うし、成長の度合いも違うと思うので、ぜひ参考にしてみてください!
以上、何か参考になるものがあれば幸いです!