救急看護師がおすすめする!急変対応が学べる参考書5選!

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急変対応に苦手意識のある看護師さんは多いんじゃないでしょうか

なかなか急変場面にあたらないからこそ、いざあたると困惑したり

急変場面で頭が真っ白になって何をしたらよいか分からなくなったり…なんて経験はないでしょうか

実際に僕も2、3年目の時は急変対応に苦手意識を持っていました💦

救急から院内の急変対応場面に行くんですが、できれば行きたくなかった思い出があります

そこで今回は救急の看護師を10年やってきて様々急変場面に対応してきた経験をもとにおすすめの急変対応の本を紹介していきます

すな

急変対応に苦手意識を持つ看護師さんは多いと思います
様々な急変対応をしてきた経験をもとにおすすめの本を紹介します

これから紹介する本を読むことで、いきなり動いてできる看護師になるのは無理しても

急変場面でどのようなことが行われているのかが理解でき、次に自分がどのように動けば良いのかわかるようになると思います!

ぜひ手に取っていただき動ける・できる看護師になっていただけたら幸いです!

目次

気づいてうごける急変対応

まずはこちら!

気づいて動ける急変対応
総合評価
( 5 )
メリット
  • イラストや図が多く直感的に理解しやすい
  • 臨床でよく遭遇する事例別に解説してある→すぐに参考にできる
  • 「最も危険な病態」「次に危険な病態に」に絞って解説してあるため、急変対応のポイントがおさえられる
デメリット
  • 急変対応時に必要な看護技術・手技には触れられていない

おすすめの1冊です!

病棟など急変時によく遭遇する事例をもとにどうアセスメントし行動するのか記載されています

ベテランナースの視点で書かれているので、ベテランナースの思考がわかるのもよいところ

よく遭遇する事例・症状から「最も危険な病態」「次に危険な病態」に絞って解説してあり、本当に整理されまとめられているという印象です

この本を読むことで、症状から考えられる疾患を挙げられ、どう行動するのかわかるようになると思います

  • 臨床でよく遭遇する24事例について、ベテランナースはどう気づき、考え、対応しているのか理解できる→エキスパートの思考がわかる!
  • 現場のあるある事例を取り上げているので、すぐに参考にできる!
  • 「最も危険な病態」「次に危険な病態」に絞って解説してあるので、急変対応のポイントが理解できる!

次に内容です!24事例ありボリュームがすごいので一部紹介です

  • PART1:痛みが起こった(頭が痛い、胸に違和感がある、肩が痛い、胃が痛い)
  • PART2:突然生じた症状や兆候(夜間、生あくびをしている、そわそわしている)
  • PART3:バイタルサイン・検査値の異常が出た(脈が急に速くなっている、下肢の足背動脈が触れない)

この一冊を読むことで、症状からアセスメントし鑑別をあげ、どう対応する必要があるのか理解できるようになると思います!

この記事は急変対応の苦手な方に向けて書いてますが、救急の看護師さんにも症状からアセスメントし鑑別を挙げることを学ぶにはおすすめの1冊かなとも思います

こんな人におすすめ

急変対応に苦手意識があり、苦手意識を克服し自信を持ちたい方

急変時のベテランナースの対応を理解したい方

急変時の症状からアセスメント能力を高めたい方

この1冊を読むことで、急変時におけるベテランナースの思考や行動を理解できるようになると思います!

ややボリュームはありますが読み終わったときには、急変時に自信を持つまではいかないまでも、臆することなく動ける看護師になっているんじゃないかと思います!

急変時にあたふたせず、できる看護師になりたい!と思う方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊!

急変対応のすべてがわかるQ&A

次の1冊!

急変対応のすべてがわかるQ&A
総合評価
( 4 )
メリット
  • ほんの少しだが挿管など技術にも触れられている
  • 急変時のプロフェッショナルの思考・知識をQ&A方式で解説してある
デメリット
  • やや古い本であり、情報が古いものある
  • 古い本であり、図やイラストは少ない読みにくさはあるか

正直おすすめの1冊に含めるはどうか迷った一冊

情報がやや古いのも正直否めないところ・・・

そして図やイラストは少なく、読みやすいかと言われると読みにくさはあります

では、なぜ、おすすめするのかですが、急変の考え方やBLS・ACLSの基本について学ぶことができ急変時のアセスメントや急変時に必要な処置について学ぶことができるから!

急変時の考え方や必要な処置について学ぶことができる!

ただし、BLSの方法などは改定されているので、この点は最新の情報を確認するようお願いします💦

内容としては以下のようになっています

  • PART1 急変の考え方とBLS・ACLSの基本
  • PART2 急変時のアセスメント
  • PART3 知っておきたい急変時に行う処置・対応のコツ
  • PART4 症状と事例で見る急変対応「こんなとき、どうする?」
  • PART5 急変対応に必要なモニタリングの知識
  • PART6 急変時に活かす画像の知識
  • PART7 これだけはおさえたい急変時に使う薬の知識
  • PART8 急変に備える体制・環境づくり

やや古い本であるけど、急変時に必要な「アセスメント」「処置・対応」「モニタリング」「画像診断「薬剤投与」「急変時に備えた体制・環境づくり」などの知識を身につけることができます

一番最初に紹介した「気づいて動ける急変対応」を読んだ後でこれを読んでいただけると

オーバーな表現にはなりますが急変対応とは何たるかを理解できると思います

しかし、やや古い本で読みにくさはあるので上級者向けな部分もあります💦

こんな人におすすめ

急変時に必要な処置・手技についても知りたい方

急変時には自信を持って行動できるようになりたい方

後輩にしっかりした急変時の指導ができるようになりたい方

いまさら聞けない!急変対応

続いての1冊!

いまさら聞けない!急変対応
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • Q&A方式になっており急変時の疑問を解決できる
  • 図やイラストが多く読みやすい
デメリット
  • 急変時の症状には触れられていない

こちらもおすすめの1冊!

臨床でよく遭遇する急変対応時の「こんなときどうすればいいんだろう?」「これって正しい?間違っていない?」「知りたいことがガイドラインに書かれていない」などの疑問をQ&A方式で解決できるようになっています!

内容も読みやすく、急変時の必要な知識をQ&A方式で学べる!

内容としては以下のようになっています

  • PART1 「対応の実際」に関するギモン
  • PART2 「夜間の急変」に関するギモン
  • PART3 「場所」に関するギモン
  • PART4 「役割分担」に関するギモン
  • PART5 「アセスメント」に関するギモン
  • PART6 「ドクターコール」に関するギモン
  • PART7 「DNAR」に関するギモン
  • PART8 「コミュニケーション」に関するギモン
  • PART9 「わかるのに、できない」に関するギモン

この本を読むことで普段感じていた「これってどういうことなんだろう?」とか「これで正しいのかな?」を解決できる1冊だと思います!

また、今まで紹介してきた「気づいて動ける急変対応」「急変対応のすべてがわかるQ&A」とこの1冊をすべて読めば急変対応には自信を持って行動できるようになるんじゃないかと思います!

もちろん実際に経験を重ねていくことが重要ではありますが

急変時における普段の疑問を解決できる!

こんな人におすすめ

急変対応時の疑問を解決したい

急変対応にもう少し自身を持ちたい、知識をブラッシュアップしたい整理したい

看護の学びなおし急変対応

続いての1冊!

看護の学びなおし急変対応
総合評価
( 3 )
メリット
  • 図やイラストが多く読みやすい
  • 学びなおしとあるが、新人さんなどにもわかりやすいよう解説してある
デメリット
  • 急変時の症状などには触れられていない

表紙に学びなおしと記載がありますが、図やイラストが多く、初めて急変対応を学ぶ新人さんにもおすすめできる1冊です

内容としては以下のようになっています

  • その1 急変を予測できるようになろう
  • その2 急変時の初期対応の技術
  • その3 急変時のチーム医療
  • その4 急変時の記録方法
  • その5 急変時の家族への援助
  • その6 救急カートの設置と点検
  • その7 急変対応のシミュレーション

この本のおすすめポイントは何と言っても、急変時に必要な挿管やCPRの手技が、図やイラスト・写真をたくさん使用し、本当にわかりやすく解説してあるところ

初めて急変対応を学ぶという新人さんなどは、この参考書で学ぶことで、急変対応とはこういうことをするんだなってのが視覚的にイメージできると思います

その他にも急変時に必要なチーム医療に関すること記録方法家族対応まで、幅広く学ぶことができます

急変対応を初めて学ぶ新人さんなどにおすすめの1冊

また急変対応の経験がなく不安な方や、何度経験しても自身が持てない方、急変対応を教育・指導する管理者の方にもおすすめです

こんな人におすすめ

急変対応を学ぶ新人さん

急変対応に苦手意識のある方

急変対応を何度経験しても自身が持てない方

急変対応を教育・指導する立場のかた

知ってて安心急変対応

最後の1冊です

知ってて安心急変対応
総合評価
( 3 )
メリット
  • ポケットサイズでいつでも取り出せる
  • 図やイラストが多くわかりやすい
デメリット
  • あくまでのポケットサイズの内容

この本のおすすめポイントは、やはりポケットサイズだということ!

いつでもポケットに忍ばせて必要時取り出せて確認できる!

急変時にそんな確認をする暇などあるかは別ですが、あると安心するし、いざとなれば活用する場面もあるかと思います

ポケットサイズで必要時取り出せて確認できる!

内容としては以下のようになっています

  • PART1 急変対応の基本
  • PART2  急変の前触れを見抜くアセスメント
  • PART3  症状別 急変対応のポイントチェック
  • PART4  急変時によく使う物品・薬剤・機器
  • PART5  急変に備える!5つに確認ポイント

内容としても急変時の必要な知識が網羅されており、ポケットサイズとはいえ侮れない内容になっています

いざという時に心強い1冊です!

こんな人におすすめ

新人さんや若手の看護師でお守り的な1冊を求めている方

急変対応に苦手意識がありお守り的な1冊を求めているかた

まとめ

以上急変対応に関する参考書を5つ紹介してきました

気になる1冊はありましたでしょうか?

急変対応に苦手意識を持たれている方は多いと思います

僕も急変対応が苦手でしたが、参考書で学び実践での経験を積むことで苦手意識はなくなりました

新人さんや若手の看護師さん、苦手意識がある方にはぜひ上記の本で学んで頂けたらと思います

本で学び、実際に経験することで

急変時にもあたふたせず、動ける・できる看護師にされると思います!

何か参考になるものがあれば幸いです!

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