ICUの特性上、重症な患者に関わるので集中治療に関する知識や様々な生命維持装置などの医療機器に関する知識は必須です!
しかし働きながらだと、なかなか勉強する時間を確保できないと悩んでいる方や、何から勉強したら良いのかわからない、覚えることが多くて頭に入らないと悩んでいる方も多いと思います
そこでこの記事では、このような疑問を解決し、時間のない看護師が効率よく勉強していく方法をお伝えできればと思います!
ICUで働くには覚えることも多く大変です!そこで働きながら効率よく学習する方法をお伝えします!
学習時間の具体的な確保方法については別記事でも書いていますので参考にしていただけると幸いです!
ICU看護師に求められる知識
ICUの種類により求められる知識は変わってくるものの、重症患者を対象にしている特性上、基本的な部分では、どのICUでも大きな違いはないと思います
ICUの種類?ICUって一つだけじゃないの?って思われた方はこの記事を参考にしてみてください!
では、実際にどのような知識が必要なのかですが
疾患に関する知識はもちろんのこと、病態生理や生理学は必要な知識です
また、心電図や人工呼吸器と医療機器に関する知識も求められます!
働きながら効率よく、かつ学習を継続するポイント
ICUや救急外来で働いていると様々な診療科の患者の対応をしなければならないため、何年目の看護師になっても知らないことって、まだまだたくさんあるなと実感します
また医療は日進月歩のため新しい知識はどんどん出てきます
上記のように求められる知識はたくさんあり、かつ新しいことも覚えていかないといけない・・・
となると、やっぱり働きながら効率よく勉強していくこと、勉強を継続することってとても大事だなと思います
そして、限りある勉強時間を有効に使うという意味では良書に出会うことも、結果的に勉強時間の短縮になり、有効に時間を使うことになるのかなと最近気づきました!
では、効率よく、かつ学習を継続するコツをお伝えしていきます!
メモを取る
学んだ看護や医療の知識は、目の前の患者に実践されてはじめて意味のあるものだと思っています
たまに、すごい勉強はしてて知識の量はすごいなと思うけど、実際のケアには活かされてないよな?と感じることがあります
なんかもったいない…
学んだ知識は実践に活かしてなんぼ!だと思います
そういった意味では実際に働きながら気づいたことや、先輩や医師から教えてもらったことをメモすることは大事です!
また、仕事中にメモしたものをまとめ直して自分専用のノートを作ると、良い復習にもなります
そういった意味では、この参考書はメモ欄があり、学んだことが書き込めるようになっているので、おすすめです!
疑問は早めに解決する
分からないこと、疑問は早めに解決することをおすすめします
業務をしていると分からないことや疑問は、どうしても出てくるもの
僕の経験上、あとで調べるようと思っていると、他のやらないといけないことなどに気を取られて結局調べずに忘れてしまっていることは良くあります💦
記憶の定着には、疑問を疑問と感じている、その瞬間い解決ことが記憶に定着にも良いはずです
時間を決めて勉強を習慣化する
何かのセミナーや研修に参加した後、参考書を買った時などは、やる気に満ちているので勉強をしやすいと思います
しかし、こういったやるやる気任せでは学習は継続することが難しいです
そこで継続するために重要なのが習慣化するということです
看護師の勤務上、2交代制や3交代制、人それぞれ生活習慣が違うので、自分にあった勉強時間を確保し習慣化するのがおすすめです
忙しい看護師が実際にいつ勉強時間を確保するのかですが、この記事を参考にしていただけると幸いです
僕は夜勤前の夜に勉強をすると決め、今では習慣化することができています!
習慣化してから6年が経過したので、習慣化のすごさを実感しています!継続は力なりです!
継続のコツとしては、時間を決めて毎日の勉強を習慣化するのがおすすめです!
食事は終わったら歯みがきをするように、勉強を生活の一部に組み込むのがコツです
いきなり2時間や3時間と長時間やろうと意気込むのではなく、まずは15~30分程度の短時間の小さなステップで進めていきましょう!
毎日するのがベストですが、看護師の勤務上、残業あると思うので、個人的には夜勤前だと比較的時間を作りやすいのかなと思います
習慣化の番外編
習慣化することは大切であり、もし電車通勤をしている方などで、通勤時間も無駄にしたくないというな方がいればオンラインセミナーもいいんじゃないかなとも思います!
正直なところ僕は利用したことがないので講義の内容についてはわかりませんが、月額980円で動画は見放題、隙間時間を活用して学習できるのは大きな利点かも!
通勤時間やちょこっとした隙間時間も活用したいという方には良いサービスだと思います!
先輩看護師に上手に頼る
先輩看護師に質問したり頼ってしまうと、怒られるかもしれない・迷惑をかけてしまうかもしれないという思いがあると思います
実際に僕もそうでした…というか今でも先輩を頼ることに苦手意識はあります💦
しかし、上手に頼ることで先輩看護師との仲を深めるきっかけになるし、問題も解決し知識を増やす機会にも変えることは可能です
先輩になって気付くことだと思いますが、頼られるというのはうれしいものです
これを機にコミュニケーションを深めていくことも可能だと思っています
ただし、勉強せずに質問をしたり、空気を読まずに質問したりするのはNG
上手に質問することで、先輩の知識や、今まで先輩が積み上げてきた経験則を得ることができます
具体的には「このように調べてきたんですけど、この考え方であってますか?このアセスメントであってますか?」など、上手に質問することが大切です
また、ICU看護師に向いている人の特徴でも触れましたが、学習意欲のある人は先輩や医師から印象良く写ります
先輩や医師と上手にコミュニケーションが取れるようになると手助けもしてもらいやくもなります
休みときは休む
勉強しなければならないと思っていても、やりすぎは効率が悪くなります
習慣化も大切だと話しましたが、時には休むことも大事です
休むことで、次へのバネになり効率よく学習することができます
そういった意味では僕は夜勤前には必ず勉強し、休みに勉強することはないです
休みは休みとして利用し、リフレッシュする時間に当てています!
やる時はやり、やらない時はやらないと決めメリハリをつけつことが大切です!
まとめ
ICUの特性上、重症患者に関わるので、集中治療に関する知識や、生命維持装置などの医療機器に関する知識は必要です
また医療は日進月歩であり常に新しい知識を求められます
そこで、時間のない看護師が効率よく勉強していく方法をお伝えしてきました
働きながら効率よく、かつ学習を継続するコツとしては、
- メモを取る
- 疑問は早めに解決する
- 時間を決めて習慣化する
- 先輩看護師に上手に頼る
- 休むときは休む
以上のこと実践して頂くことで効率よく学習していけるんじゃないかなと思います
実際に僕も、習慣化することで6年間勉強しつづけてますし、メモをとったり先輩看護師を頼ることで実際の看護の場に活かせる知識を増やせているという実感があります
以上のことを参考にして頂き、少しでもみなさんの役に立てるものになれば幸いです